高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(24/6/8.9)


【土曜京都11R 水無月S】
★ジュンブロッサム(牡 2019 父ワールドエース 母父クロフネ)
◎成績:[4.6.0.7]
◎牝系:FNo.10-a(極軽系)~母エンプレスティアラ、兄弟トライフォーリアル(京都ハイJ2着)、レッドレグナント(アネモネS2着)、近親ゴールドティアラ(南部杯)、ステファノス(富士S)、ゴールデンハインド(札幌日経OP)、フィニフティ(クイーンC2着)
◎コメント:指数は上々。願ってもない軽馬場でラスト1f10.9の超高速上がりを外から突き抜けた。

【日曜函館11R 函館スプリントS(G3)】
★サトノレーヴ(牡 2019 父ロードカナロア 母父サクラバクシンオー)
◎成績:[6.1.0.1]~函館SS(G3)
◎牝系:FNo.18(バランス系)~母チリエージェ、兄弟ハクサンムーン(セントウルS)、Warring States(バーヴァリアンクラシック)、近親メガミゲラン(北九州短距離S)、クリノダイコクテン(牛若丸JS)
◎コメント:指数は平凡。父&母父とも当レースにピッタリで、直線ガラ空きの内から楽に抜け出した。

【日曜京都11R 三宮S】
★オメガギネス(牡 2020 父ロゴタイプ 母父ハービンジャー)
◎成績:[4.2.1.1]
◎牝系:FNo.8-d(極軽系)~母スタートアップ、近親ヴィクトワールピサ(皐月賞、有馬記念、ドバイWC)、アサクサデンエン(安田記念)、ホワイトウォーターアフェア(ポモーヌ賞)、スウィフトカレント(小倉記念)
◎コメント:指数はイマイチ。軽馬場の内で脚を溜めて持ち味の斬れをフル活用も、相手に恵まれた。

【日曜東京11R エプソムC(G3)】
★レーベンスティール(牡 2020 父リアルスティール 母父トウカイテイオー)
◎成績:[4.2.1.2]~セントライト記念(G2)
◎牝系:FNo.5(地力系)~母トウカイライフ、兄弟ルーチェデラヴィタ(コスモス賞)、近親オールマイウェイ(盛岡かきつばた賞)
◎コメント:指数はイマイチ。1f短縮&内枠&乗り替わり&淀みない流れで折り合って軌道修正も、相手に恵まれた。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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