高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/4/22.23)


【土曜福島11R 福島牝馬S(G3)】
★ステラリア(牝 2018 父キズナ 母父Motivator)
◎成績:[3.2.2.6]~福島牝馬S(G3)
◎牝系:FNo.4-h(バランス系)~母ポリネイター(メイヒルS)、近親Jack Hobbs(愛ダービー)、Golden Pond(オーキッドH)、Spring Daffodil(愛メイトロンS)、Montreal Mist(デビュータント)
◎コメント:指数は水準。スローの内枠で流れに乗れば順当勝ち。

【土曜京都11R 京都競馬場グランドオープン記念】
★ドンフランキー(牡 2019 父ダイワメジャー 母父Sunriver)
◎成績:[5.2.0.4]
◎牝系:FNo.7-f(地力系)~母ウィーミスフランキー(デルマーデビュータントS)、近親Stormy Pick(スピナウェイスS)、God of Love(グレイS)
◎コメント:指数は上々。初の千二もHペース逃げで地力を使い切れた。

【日曜京都11R マイラーズC(G2)】
★シュネルマイスター(牡 2018 父Kingman 母父Soldier Hollow)
◎成績:[5.3.1.5]~NHKマイルC(G1)、毎日王冠(G2)、マイラーズC(G2)
◎牝系:FNo.16-c(地力系)~母Serienholde(独オークス)、近親サロミナ(独オークス)、サリオス(朝日杯FS)、Sweet Wake(メルセデスベンツ賞)、サラキア(府中牝馬S)、Saldenschwinge(独シュトゥーテン賞)、Saldentigerin(バーデンビュルテンベルクT)、Serienhoehe(モーリスラクロアT)、サロニカ(エルフィンS)、サリエラ(ローズS2着)
◎コメント:指数は上々。高速レース・上がりで大外差しを決めて、着差以上に強い競馬。

【日曜東京11R フローラS(G2)】
★ゴールデンハインド(牝 2020 父ゴールドシップ 母父Shamardal)
◎成績:[2.2.0.3]~フローラS(G2)
◎牝系:FNo.1-x(地力系)~母オレゴンレディ(マイチャーマーH)、兄弟マイネルアストリア(赤松杯)、近親Frost Giant(サバーバンH)、Kavanagh(SAナーセリー)、Sea Chanter(ミエスクステークス)、Pacific Ocean(ヴァーノン・O.アンダーウッドS)、Siyoushake(クインシー賞)、ジェットアラウンド(栗東S)、Blamed(カムリーS)、Skyward(ルー賞)、Litigate(サムFデーヴィスS)
◎コメント:指数は水準。とはいえ、内有利なコース状態でスロー逃げのおかげ様。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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