高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/2/11.12)


【土曜阪神11R 洛陽S】
★ジャスティンスカイ(牡 2019 父キタサンブラック 母父Numerous)
◎成績:[5.1.0.2]
◎牝系:FNo.1-w(地力系)~母リアリサトリス、近親Rouvres(ジャンプラ賞)、Fast Boat(ツインスパイアズターフスプリントS)、Bubble Gift(オカール賞)、Pevensey Bay(ケープヴェルディS)、コミラス(レゼルヴォワ賞)、Right One(ジャイプールS)、Bubble Chic(プレミアプレート)、Bubble Smart(グラディアトゥール賞)
◎コメント:指数は平凡。母の伴性血縁上にSpecial3×4の好血だが、今回は相手に恵まれた。

【土曜東京11R クイーンC(G3)】
★ハーパー(牝 2020 父ハーツクライ 母父Jump Start)
◎成績:[2.1.0.0]~クイーンC(G3)
◎牝系:FNo.3-o(極軽系)~母セレスタ(エストレージャス大賞JF)、兄弟ヴァレーデラルナ(JBCレディスクラシック)、近親Brilhantissima(ガヴェア)、Gaivina(ガヴェア)、Hard Boiled(リネアヂパウラマシャド大賞)、Vespaciano(ドスミルギネアス大賞)、Jalouise(プレジデンチギリェルミエリス賞)、Bobina(セニョリータS)
◎コメント:指数はぼちぼち。ハーツクライ産駒だが、3号族南米牝系だけに、高速レースに強い。

【日曜阪神11R 京都記念(G2)】
★ドウデュース(牡 2019 父ハーツクライ 母父Vindication)
◎成績:[5.1.1.2]~ダービー(G1)、朝日杯FS(G1)、京都記念(G2)
◎牝系:FNo.3-d(極軽系)~母ダストアンドダイヤモンズ(ギャラントブルームH)、近親Sand Springs(ダイアナH)
◎コメント:高指数。仏遠征はタフなコース状態が合わず、軽馬場の瞬発力勝負で鮮やかに復活。

【日曜東京11R 共同通信杯(G3)】
★ファントムシーフ(牡 2020 父ハービンジャー 母父Medaglia d'Oro)
◎成績:[3.0.0.0]~共同通信杯(G3)
◎牝系:FNo.11(バランス系)~母ルパン、兄弟ルピナスリード、近親Banks Hill(BCメアターフ)、Intercontinental(BCフィリー&メアターフ)、Uapybo(サンパウロ大賞)、Heat Haze(メイトリアークS)、Leroidesanimaux(アットM)、Promising Lead(プリティーポリーS)、Champs Elysees(カナディアン国際)、Romantica(ジャンロマネ賞)、Quadrilateral(フィリーズM)、Mirage Dancer(メトロポリタンH)、Dansili(ミュゲ賞)、Visit(プリンセスマーガレットS)、Commemorative(オータムS)、Onesto(パリ大賞典)
◎コメント:指数は水準。ルメールJを背に早目に動いて、持ち味の渋太さをフル活用。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


競馬予想GPトップページへ