高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/1/14.15)


【土曜中京11R 愛知杯(G3)】
★アートハウス(牝 2019 父スクリーンヒーロー 母父ヴィクトワールピサ)
◎成績:[4.0.0.3]~ローズS(G2)、愛知杯(G3)
◎牝系:FNo.10-d(極軽系)~母パールコード(秋華賞2着)、近親Fantasy Angel(カムリーS)、マジックコード(バレリーナBCH)、Terra Promessa(ハニービーS)、シークレットコード(阪神JF2着)
◎コメント:指数は上々。道悪は不向きだが、お誂え向きのドスローの高速上がりで楽に抜け出した。

【土曜中山11R カーバンクルS】
★ジュビリーヘッド(牡 2017 父ロードカナロア 母父ディープインパクト)
◎成績:[5.6.4.8]
◎牝系:FNo.7-c(地力系)~母ローズノーブル近親Sumbal(グレフュール賞)、Lilac Road(ミドルトンフィリーズS)、ヴィアンローズ(ノネット賞)、Fang(パン賞)、アジュールローズ(プリンシパルS)、シュヴァリエローズ(萩S)
◎コメント:指数はイマイチ。力馬場で先行して、逃げ馬をチョイ差し。

【日曜中京11R 日経新春杯(G2)】
★ヴェルトライゼンデ(牡 2017 父ドリームジャーニー 母父Acatenango)
◎成績:[4.4.2.3]~日経新春杯(G2)、鳴尾記念(G3)
◎牝系:FNo.3-d(極軽系)~母マンデラ(ディアナトライアル)、兄弟ワールドプレミア(菊花賞、春天)、ワールドエース(マイラーズC)、近親Manduro(ジャックルマロワ賞)、Mandlebaum(独2000ギニー)
◎コメント:指数はイマイチ。力馬場&59キロは試練でも、馬場の良い外目から楽に抜け出して着差以上の快勝。

【日曜中山11R 京成杯(G3)】
★ソールオリエンス(牡 2020 父キタサンブラック 母父Motivator)
◎成績:[2.0.0.0]~京成杯(G3)
◎牝系:FNo.1-k(地力系)~母スキア(フィユドレール賞)、兄弟ヴァンドギャルド(富士S)、近親Love(英1000ギニー&オークス)、Arabian Gleam(パークS連覇)、Lucky Kristale(ダッチェスオブケンブリッジS)、Pogo(チャレンジS)、Flattering(ムンスターオークス)、Peach Tree(スタネーラS)
◎コメント:指数は水準。欧血&1号族地力牝系から力馬場歓迎で、4角で膨れて後続をブロックしてから突き抜けた。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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