高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(20/2/15.16)


【土曜東京11R クイーンC(G3)】
★ミヤマザクラ(牝 2017 父ディープインパクト 母父Mr. Greeley)
◎成績:[2.1.0.1]~クイーンC(G3)
◎牝系:FNo.2-r(極軽系)~母ミスパスカリ(マーメイドS3着)、兄弟マウントロブソン(スプリングS)、ポポカテペトル(菊花賞3着)、ボスジラ(芙蓉S2着)、近親ブロートツウマインド(ミレイディH)、クロフネ(NHKマイルC、ジャパンCダート)、Bella Bellucci(アスタリタS)、ティンバレス(エンプレス杯3着)、アドマイヤメジャー(朝日CC3着)
◎コメント:指数はイマイチ。兄は中長距離馬だったが、牝馬でむしろスピードタイプに。

【日曜小倉11R 北九州短距離S】
★シウ゛ァージ(牡 2015 父First Samurai 母父Indian Charlie)
◎成績:[5.5.3.3]
◎牝系:FNo.13-e(バランス系)~母Indian Bay、近親Fishy Advice(ニッカボッカーH)、Mauk Four(フィフスシーズンS)、Demarcation(リバーシティH)、Buy the Barrel(ディスタフS)、シウ゛ァージ(北九州短距離S)
◎コメント:高指数。展開に恵まれたが、末脚に安定感が増したのは何より。

【日曜京都11R 京都記念(G2)】
★クロノジェネシス(牝 2016 父バゴ 母父クロフネ)
◎成績:[5.1.2.1]~秋華賞(G1)、京都記念(G2)、クイーンC(G3)
◎牝系:FNo.20-a(極軽系)~母ペルウ゛ィアンリリー、兄弟ノームコア(ウ゛ィクトリアM)、ハピネスダンサー、近親フサイチリシャール(朝日杯FS)、フサイチエアデール(4牝特(西))、ライラプス(クイーンC)、アドマイヤエイカン(札幌2歳S)、ベラージオ(マーチS3着)、サイオン
◎コメント:指数は水準。鈍重馬場は不向きだが、実質スローの好位抜け出しでコース取りも良かった。

【日曜東京11R 共同通信杯(G3)】
★ダーリントンホール(牡 2017 父New Approach 母父Pivotal)
◎成績:[2.0.2.0]~共同通信杯(G3)
◎牝系:FNo.3-d(極軽系)~母Miss Kenton、近親Halfway to Heaven(愛1000ギニー)、Photo Call(ロデオドライブS)、Rhododendron(オペラ賞)、Cross Counter(メルボルンC)、Magical(英愛チャンピオンS)、Cassandra Go(テンプルS)、Land Force(リッチモンドS)、Brundtland(ニエル賞)、Verglas(コウ゛ェントリーS)、Do the Honours(モートリー賞)、Theann(サマーS)、Prima Luce(アサージS)、Future Generation(デズモンドS)、Tickled Pink(アバーナントS)、Flying the Flag(愛インターナショナルS)
◎コメント:指数は上々。少頭数のスローで、極軽FNと内有利なコース状態をフル活用。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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