高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(24/9/21.22)


【土曜中山9R カンナS】
★エコロジーク(牡 2022 父Twirling Candy 母父Bernstein)
◎成績:[2.0.0.0]
◎牝系:FNo.3-m(極軽系)~母Lily Pod、近親Snit(コティリオンH)、Olivia Darling(インサイドインフォメーションS)、Blind Date(ヴァージニアオークス)
◎コメント:指数は上々。B級スピード米血で、芝&ダート問わず極軽馬場向きの早熟馬。

【土曜中山11R ながつきS】
★サンライズアムール(牡 2019 父モーリス 母父タイキシャトル)
◎成績:[7.1.3.5]
◎牝系:FNo.1-s(地力系)~母ジルコニア、兄弟オパールシャルム(福島テレビOP)、近親Cool(マンハッタンH)、Emperor Cat(サンパウロジョッキークラブ大賞)、Mountain Kingdom(ヨークシャーC)、Talk Veuve to Me(インディアナオークス)、レオンビスティー(クリスマスローズS)
◎コメント:低指数。59キロを背負って完勝の好内容も、他馬の凡走にも恵まれた。

【日曜中京11R 神戸新聞杯(G2)】
★メイショウタバル(牡 2021 父ゴールドシップ 母父フレンチデピュティ)
◎成績:[4.0.0.3]~神戸新聞杯(G2)、毎日杯(G3)
◎牝系:FNo.8-h(極軽系)~母メイショウツバクロ、近親メイショウカンパク(京都大賞典)、ロン(野路菊S)、ココロバ(ノースクイーンC)
◎コメント:指数は水準。差し有利な中京二二の分だけ辛勝も、能力の高さで押し切った。

【日曜中山11R オールカマー(G2)】
★レーベンスティール(牡 2020 父リアルスティール 母父トウカイテイオー)
◎成績:[5.2.1.2]~セントライト記念(G2)
◎牝系:FNo.5(地力系)~母トウカイライフ、兄弟ルーチェデラヴィタ(コスモス賞)、近親オールマイウェイ(盛岡かきつばた賞)
◎コメント:低指数。前残りの展開をロスなく立ち回ってチョイ差しの大凡戦。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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