高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(22/12/3.4)


【土曜中山11R ステイヤーズS(G2)】
★シルヴァーソニック(牡 2016 父オルフェーヴル 母父トニービン)
◎成績:[5.3.6.6]~ステイヤーズS(G2)
◎牝系:FNo.3-l(極軽系)~母エアトゥーレ(阪神牝馬S)、近親キャプテントゥーレ(皐月賞)、スキーパラダイス(ムーランドロンシャン賞、京王杯SC)、Ski Goggle(エイコーンS)、Ski Champ(5月25日大賞典)、アルティマトゥーレ(セントウルS)、ゴールデンチケット(兵庫CS)、スキーキャプテン(きさらぎ賞)、Ski Chief(プティクヴェール賞)、ロワジャルダン(みやこS)、クランモンタナ(小倉記念)、ショコラブラン(北海道SC2着)、アスピリンスノー(フローラS3着)、コンテッサトゥーレ(紅梅S)、アルティマブラッド(ラピスラズリS)
◎コメント:指数はイマイチ。開幕馬場&スローの内で脚を溜めて、極軽系FNらしい斬れで抜け出した。

【土曜阪神11R チャレンジC(G3)】
★ソーヴァリアント(牡 2018 父オルフェーヴル 母父シンボリクリスエス)
◎成績:[4.2.1.2]~チャレンジC(G3)連覇
◎牝系:FNo.16-f(地力系)~母ソーマジック(桜花賞3着)、兄弟マジックキャッスル(愛知杯)、ソーグリッタリング(エプソムC2着)、近親スーア(伊1000ギニー)、ゴールドマイン(桐花賞)、トーセンデューク(埼玉新聞栄冠賞)
◎コメント:指数は上々。淀みない流れのおかげ様で、好位で完璧に折り合って楽に抜け出した。

【日曜中京11R チャンピオンズC(G1)】
★ジュンライトボルト(牡 2017 父キングカメハメハ 母父スペシャルウィーク)
◎成績:[6.5.2.11]~シリウスS(G3)
◎牝系:FNo.8-f(極軽系)~母スペシャルグルーヴ、兄弟グルーヴィット(中京記念)、近親ダイナカール(オークス)、エアグルーヴ(オークス、秋天)、ドゥラメンテ(皐月賞、ダービー)、オレハマッテルゼ(高松宮記念)、アドマイヤグルーヴ(女王杯連覇)、エガオヲミセテ(マイラーズC)、フォゲッタブル(ステイヤーズS)、ルーラーシップ(日経新春杯)、アイムユアーズ(フィリーズR)、アンドヴァラナウト(ローズS)、ウォータクティクス(アンタレスS)、グルヴェイグ(マーメイドS)、フラアンジェリコ(京成杯AH)、ブレスジャーニー(東スポ杯2歳S)、アドマイヤルプス(アハルテケS)
◎コメント:指数はイマイチ。力馬場不向きも、道中緩い流れで脚を溜め、極軽系FNらしい上がり3f36.2の斬れで差し切った。

【日曜阪神11R ギャラクシーS】
★デンコウリジエール(牡 2017 父メイショウボーラー 母父スペシャルウィーク)
◎成績:[6.1.1.18]
◎牝系:FNo.14-f(バランス系)~母デンコウデア、近親Cheekaboo(ハニームーンS)、Highland Crystal(ヴァイオレットH)、スタンドアウト(王冠賞)
◎コメント:指数は平凡。有力どころが前掛かりになったところで、直線ナタ斬れを発揮。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


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