高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(20/10/24.25)


【土曜新潟11R 新潟牝馬S】
★ウラヌスチャーム(牝 2015 父ルーラーシップ 母父フジキセキ)
◎成績:[6.4.0.13]
◎牝系:FNo.9-f(バランス系)~母アメジストリング(クイーンS3着)、近親Optimistic Gal(アラバマS)、Feasibility Study(ターフウェイBCS)、メイショウタロー(阪神JS2着)、ハヤテカムイオー(兼六園JC)
◎コメント:指数は上々。ラチ沿いを先行するギャンブル騎乗で、持ち味の渋太さをフル活用。

【土曜東京11R 富士S(G2)】
★ウ゛ァンドギャルド(牡 2016 父ディープインパクト 母父Motivator)
◎成績:[5.0.3.5]~富士S(G2)
◎牝系:FNo.1-k(地力系)~母スキア(フィユドレール賞)、近親Love(英1000ギニー&オークス)、Arabian Gleam(パークS連覇)、Lucky Kristale(ダッチェスオブケンブリッジS)、Flattering(ムンスターオークス)、Peach Tree(スタネーラS)
◎コメント:指数はイマイチ。渋い馬場&Hペースで折り合って力通りに。

【日曜東京11R ブラジルC】
★ハヤヤッコ(牡 2016 父キングカメハメハ 母父クロフネ)
◎成績:[4.4.2.7]~レパードS(G3)
◎牝系:FNo.2-w(極軽系)~母マシュマロ、近親Storm and Sunshine(テストS)、Smile Again(ベルエアH)、ユキチャン(関東オークス)、ソダシ(札幌2歳S)、メイケイエール(小倉2歳S)
◎コメント:指数は優秀。軽馬場が合っていたし、初めて指数の裏付けを得た。

【日曜京都11R 菊花賞(G1)】
★コントレイル(牡 2017 父ディープインパクト 母父Unbridled's Song)
◎成績:[7.0.0.0]~ホープフル(G1)、皐月賞(G1)、東京優駿(G1)、菊花賞(G1)、神戸新聞杯(G2)、東スポ杯2歳S(G3)
◎牝系:FNo.1-x(地力系)~母ロードクロサイト、兄弟バーンフライ、近親Folklore(BCジュウ゛ェナイルフィリーズ)、Come Dancing(バレリーナS)、Salt Marsh(マンハッタンH)、Tizahit(デモワゼルS)、Lord Alex(ウ゛ェロシダッド賞)、Jeano(シャーリージョーンズH)
◎コメント:指数は水準。三千のペースが合わずに道中の掛かりが良過ぎたし、直線で追い比べに持ち込まれて万事休したところから地力を発揮。


【注目レース勝ち馬の牝系解説とは】
先週行われたレースの中から、注目度の高いレースをピックアップし、牝系を解説します。
牝系とは母方の血統のことで、19世紀にブルース・ロウが考案したファミリーナンバーを元に、高柳氏が「地力系」「バランス系」「極軽系」に三分類。勝ち馬がどの系統に分類されるかでレース傾向を探ります。
さらに勝ち馬の近親馬を列記することで、その牝系の特色をつかむことができます。
また「高柳式スピード指数」によるレースレベルの評価も記載してしていますので、ぜひ参考にしてください。


競馬予想GPトップページへ