先週はコラムで解説した芝2600mで2週連続となる万馬券!7/21(日)福島12Rで3連複11,120円(6点)、58,250円(21点)的中!
今週はクイーンSを解析!昨年はオークスから参戦のドゥーラが1着。意外と多いステップなのでチェックしておこう。



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重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!

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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方(馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点)に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。




;今週もまた万馬券が出ましたね!日曜福島12Rで3連複114倍が4点目的中、3連単582倍の5万馬券も当たりました。これで2600mは2週連続の万馬券的中ですよ。
勝負レースでは、伊達特別で買い目の最後6点目ですが馬単9820円的中もありました。ぎりぎり万馬券ではなかったので、勝負レースでの3週連続万馬券的中は逃しましたけど、98倍ついているので、だいたいこれも達成という感じですね(笑)。

;あのレースは対抗が勝ったけど、他のレースで本命が淡々と勝ったから良かったかな。

;単勝12倍の本命が勝ったりで、何だかんだで今週も単勝プラスでしたね。ずっと単勝プラスの週が続いてますよね~。

;危ない馬体重、馬場のレースは、止めるか、対抗とかで配当や馬場が良い馬に切り替えれば、より単勝は破壊的になるよ。

;最近僕の中でも流行ってる、プチ単勝爆弾ですよね。そういえば、日曜勝負レースの札幌12Rは、LINEで「勝負しますよ!」って送ったら、「馬体重が危ないよ」って怒られちゃいましたっけ(笑)。結局3着で複勝1.9倍付いたレースですが、あの馬体重は不味かったですか?

;量系のハービンジャー産駒で、前走3着に好走した直後の12キロ減だからね。2歳時はもっと小さい馬体で走ってたから物理的に走れないこともないけど、まぁ少なくとも単勝は買わない方が良い生命リズムだよ。パドックも細かったけど、それ以前に好走直後に12キロ減の量系だからね。
それに当日は想定オッズよりも人気になってたから、余計に単勝期待値はかなり下がった。馬体重、オッズ共にマイナスなんで、少なくともアタマ勝負は不味いよ。あの馬体重と人気なら、同じ最終の函館で勝負しないと。
あっちも減ってたけど人気がないし、中央で唯一連対したときよりはプラスだからね。近走も凡走続き+S系大型馬の初距離で生命リズムの流動性が高いこともあるし、マイナス体重はあんまり気にすることもない。

;そっちで勝負したら500倍ですもんね~。とにかく馬体重、馬場、オッズで選択して勝負ですよね。日曜唯一の6.5点レースも「大幅増減注意」の馬が8キロ減でしたし、ああいうレースは回避ですね。

;好走しても、馬体重が不味い馬は特に勝ち切る可能性は落ちるからね。人気薄ならまだ良いけど、人気になってる馬をアタマで買うもんじゃないよ。さっきの日曜札幌12Rにしても、騎手が馬体減りの体力不足を補う騎乗をしたから、あの馬体重でも3着に来たというだけだからね。

;あと2週連続万馬券的中の2600mですが、前週に話した通りでしたよね。小回りの2600mは紛れが少ないから、万馬券も当てやすいという解説通りでした。どういう狙いだったのですか?


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;1番人気が前走同条件激走のストレスがあるバゴ牡馬の人気だから危ないよね。3番人気は判断が難しいけど、前走はペースが結構流れたんで、サトノダイヤモンドは延長でペースが落ちると乗りにくいぶん、危うさもある。
4番人気は東京のスローの外枠を勝ったばかりのドゥラメンテが小回りの中枠替わりだから、揉まれて嫌がるのは確定で危ない。ということで、残った2頭で決まって馬連37倍が1点目的中だったわけだよね。
3着馬は、揉まれ弱いルーラーシップのダートから芝で、一発もあるから相手の1頭にして3連複の万馬券も当たったという構造になる。2600mは揉まれ弱い馬が前走よりタイトなステップで内目の枠だと、消えやすいから面白いよ。
ただこのレースは1番人気のハイラントが捲り馬なんだよね。マグマオーシャンは先行馬だから、道中捲られてペースが乱れると差し決着になる可能性が高くなって、そこの展開読みが難しいから準勝負レースにしたんだ。ただ、ハイラントは前走捲らずに好走したから、今回も捲らない可能性も高くなったのと、ストレス馬の捲りなら迫力もないんで、捲られても逆に競り落とせるかなってのもあって、本命にしたよ。

;結局、捲ってきませんでしたよね。

;本命がスタートから出して行ったからだね。行く馬が少ない長距離の先行馬は、捲られるのが一番嫌だから、体力のあるステップの馬なら強気に出して行って捲らせない作戦がベターになる。ただ肝心の勝負所から、2番手の馬が無理に押し上げてきて息が入らなくなったぶん、戸崎には差されたけどね。

;なるほど、そういうところまで計算して予想してるわけですね。中京記念はハイペースを早仕掛けのぶんの3着でしたよね。

;S君はばっちり当たったから、余裕だね~。

;良馬場でしたから、今井さんが「道悪になれば」という解説の馬が危なくなったと思ったのでより勝負出来ましたよ。結局、パンパンの良だったので、67点以上で「重い馬場になれば」という趣旨の解説の3頭が消えて、残った3頭でそのまま決まったという結末でしたしね。

;晴れればエルトンバローズが来て当たるだろうし、雨が降れば今度は縦目で決まって、どっちの馬場でも当たるという予想で、少しどっちの馬場にも対応するぶん中途半端な予想になっちゃったかな。

;勝ち馬は解説通りに、雨が降らずに、しかも矯める位置取りショックをしたので勝ちましたよね。やっぱり今井さんの指示通りに乗ると走りますよね~。

;小倉大賞典のときも、矯めて乗れば普通に連対しているレースで、騎手が乗り間違えただけだからね。パンパンの良馬場で矯めて乗れば連対するよ。小倉大賞典のときみたいに仕掛けが早ければ、良馬場でもまたバランス崩して今回も4着くらい、そこに少しでも雨が降ればもう着外だったけどね。
競馬を見た感じだと、雨が降って外差しが利けばロングランが連対してたろうね。雨が降るか分からないから3番手にしたけど、雨雲のタイミング1つで結果は大きく変わってるレースだったよ。
ただニホンピロキーフはどんな天気だろうが、6キロ減の時点で勝てないけどね。まぁ6キロ減でも、雨が降ればひょっとしたら2,3着ならあったかもだけど。

;レースのポイントで、「減りすぎない方が良い」の警告を、しっかり事前に出してましたよね。

;馬体重と馬場で結果はほぼ決まるという、典型的なレースだったね。あのタイミングでの6キロ減は、結局2走前の疲労が取れなかったということだから、馬場に助けられても少なくとも1着はもうない。だからこそ単勝爆弾というのは有効になるわけだよ。好走出来る馬は多くても、勝てる馬は限られてくるからね。
馬体重の危ない馬が1着の資格から消えて、当日の馬場に合っていて、かつステップに合った乗り方を騎手が選択した馬が勝つという、そういうレースだったよ。

;ではデータ分析ですが、今週はクイーンSにしましょう。昨年はオークス3着後の1番人気ドゥーラが勝ちました。オークスからは12着馬が登録してますよ。

;微妙に開催日程がズレてるからデータもズレる可能性もあるんで注意だけどね。オークスで6着以下だと、22頭中4頭が3着以内だね。来た4頭中3頭が前走4番人気以内で、このタイプだと5頭中3頭が3着以内だから、いつものように力を出し切れず疲れの少ない馬は怖い。まぁもう1頭は前走10番人気だったけどね。二桁人気からは12頭中1頭が3着以内になる。
前走の位置取りは、3角7~14番手と差し届かなかったタイプ。ただあわやの4着には前走逃げていた馬もいるけど。今回は3角1~8番手。うち2頭が2番手以内で、8番手の馬は11頭立てだから、今回極端な脚質を取った馬が特によく巻き返しているね。
2走前は、桜花賞3頭とフローラS1頭で、全て6着以内。つまり強い相手に好走して、その反動で前走凡走したMの基本タイプになる。
3走前は、GⅢ2頭と1勝クラス2頭。2走前が1勝クラスの馬は5頭中2頭が3着以内で、いつものように鮮度が高い馬は注意。他の2頭は逆に3走前もマイル重賞。これもよくあるパターンで、鮮度の高い馬かタフな経験が豊富な馬という、両極端がよく巻き返している。1勝クラスだった馬の1頭は、3走前がダートだったしね。S質な補完は短縮だけにあった方がベターだろう。まぁ差していた馬のデータだから、自然にそうなってくるのはあるんだけどね。

;2着ウインピクシスは、福島牝馬S13着後の9番人気でした。福島牝馬Sは3着馬が登録してます。

;福島牝馬S4着以内だと、6頭中1頭が3着以内だよ。来た馬は前走3角2番手で、今回は4番手。前走先行していたのは2頭だけだった。2走前は愛知杯18着。2走前に4着以下に凡走していたのは2頭だけで、好走馬だけに蓄積疲労の少ない馬も怖いね。3走前はチャレンジCで、3走前が前年だった馬も2頭中1頭が来ているよ。

;3着コスタボニータはメイS6着後でしたが、このステップはいません。



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◎「厳選!勝負レース」とは?

[ウマゲノム][Mの法則]などを使った総合評価により、最も勝負できるレースを3レース前後ピックアップし、レースごとにランキング表とコメント表を掲載します。
ランキング表は評価(点数)の高い順に並んでおり、各馬の上段に馬番・馬名・馬のタイプ(掲載しない場合もあります)、下段に評価点数・理想体重・想定オッズ情報が含まれています。

◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
(11)2位-3位-1位 (12)2位-3位-4位 (13)1位-2位-5位 (14)1位-2位-6位 (15)2位-1位-5位 (16)2位-1位-6位 (17)1位-3位-5位 (18)3位-2位-1位 (19)2位-4位-1位 (20)2位-5位-1位 (21)1位-5位-2位

買い目の順番。同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる。
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか、それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが、高配当や馬体重、馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい。
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので、人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い。


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激走馬、危険な人気馬がひと目でわかる!過去5年のデータ表(毎週水曜日更新

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◆「厳選!勝負レース」(1,320円)

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プロフィール

今井 雅宏(いまい まさひろ)

学生時代に独学で競馬を研究し、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見、それまでの競馬予想を一変させた。
現在は、競馬雑誌で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催して、毎週予想情報の提供を行っている。
著書は「衝撃の馬券革命 Mの法則」(メタモル出版)、「短縮ショッカー」「ウマゲノム版種牡馬辞典」(白夜書房刊)など多数。

■主な著書一覧■

Mの法則×血統ビーム 誰でも使える血統買いパターン NEW!
ウマゲノム版重賞解析読本 古馬・芝編
「短縮×逆ショッカー 元祖爆走ローテーション理論」
衝撃の馬券革命Mの法則